映画大好きで月2くらいで通ってるとおこがここ2週間で見たのがコレ。
【ディア・ドクター】
【HACHI】
そんで最近お仕事になっちゃってから暇がなくなったけど行ったのが展覧会。
横浜美術館の【19世紀のフランス絵画展】
三つ続けて感想をたらたらと述べてます^^^^
よろしければドゾ!
【ディア・ドクター】 ★★★☆☆ (ゲンミツには2.5くらい)
*星の評価はあくまでも桐子の主観によるものです。
鶴瓶さんが主役をやって、映画のために猛ダイエットをしてことでちょこと話題になった邦画です。舞台の田舎のように静かにゆっくり時が流れる映画。終わった後に煎茶でホッと一息つきたくなる作品でした。
ストーリーはド田舎の村にある診療所が舞台。ここで働くイノ先生(鶴瓶さん)は優しくて丁寧な村のお医者さん。元救急看護していた余貴美子さんと働く診療所に研修医の瑛太くんが来て…。大都会の心のない医療に嫌気が差した瑛太は村での研修を通してイノ先生のやり方に影響されていく。そんな中、突然イノ先生が失踪して。
ずっと静かな雰囲気、でもどこか懐かしい雰囲気が漂うこの映画。ちょっと中だるみもあったけど、沈黙がイイかんじに心に染みてくる。誰も大声を出すことなんてなくて、ただ淡々とイノ先生とそのまわりを追っていく。でも最後の大ドンデン返しが面白い。これは監督さすがです、と思いました。でもラストのシーンはちょっとやりすぎたかな?そんな上手くいくわけないでしょ、と突っ込んでしまいました。
静かなゆったりとした時間を過ごしたい雨の日にイイ作品かも。
【HACHI】 ★★★☆☆
ハリウッド版「忠犬ハチ公」です。予告みたときはハチ役のワンちゃんがあまりにも立派に太りすぎてて、ハチ公の可哀想なカンジが足りん!と思ったが、見たらその子の可愛さにメロメロでした。
ストーリーは原作のハチ公物語に割りと忠実でした。話の始まり方と終わり方はありがちな手法やったけど、まぁハチ公を知らん外人さんのことを考えると妥当なのかもしれないな。王道はイイ^^^^
とにかく子犬ハチも大きくなったハチも可愛い!
何がすごいってこのワンコの演技力。物欲しげな顔、悲しい顔、ちょっと嫉妬してる顔。全部表現できてるんです。ぶっちゃけそこら辺のヘタな役者より上手い。マジで。駅の改札から飼い主を見て飛び上がるハチ、本当に幸せそうで見ててつい微笑んでしまう。
ちょこちょこユーモアを挟んでくるのはハリウッドの上手さですね。ホットドッグ屋との会話とか肉屋での出来事とか。そしてスカンクとのエピソードも面白かった。でもあれ、日本人にはウケんよなぁ。(*スカンクの強烈な臭いを消すには何故かトマトジュースの風呂に入るんです)
感動物語として見たいならもちろん原作のハチ公物語のほうがいいです。お葬式に運ばれてしまうご主人様の車を鎖を引きちぎって追いかけるハチの描写はこっちのほうがダンゼンいい。でももっとライトに、軽く動物の可愛さに癒されたいって思うならハリウッド版も悪くない。
先週一週間相当荒んでた桐子の心は癒されました^^
横浜美術館【19世紀フランス絵画展】 ★☆☆☆☆
自分がこの業界に関わっているせいか、評価はキビしめ。でも本音です^^
職場のお姉さまからタダ券を頂いたので母上と行って来ました!ネオロマじゃない横浜とか相当変なかんじでしたヨ。
展覧会の会場としては好きな横浜やけど、今回の展示、あまりよくなくて残念です><
19世紀ってすごく面白い時代やってるのにモッタイナイ!!!
とりあえず目に付いたのが
・何が目玉かわからない
・歴史の流れと絵画の流れがイマイチわかりづらい
・説明が長ったらしい
・ライト明るすぎ
…うーん。自分は美術やってきてるから基礎は頭にはいってるけど、母上は終始「?」な顔してました^^;そりゃそーだ。作品そのものも有名じゃなくてもいいものがたくさんあるのにほんと、もったいない。やっぱりネームバリューが大事な日本では理想の展覧会にめぐり合うのは大変です^^
そんなこんなでヲタっぽくない桐子の一面でした!
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