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今日は母上の誕生日。
7年ぶりにちゃんとお祝いしてあげれる+社会人になったということでプレゼントも奮発したのです。
プ/ジョーのコショウ挽き。
そうです!なんとあの車で有名なプジョーさんがキッチン用品を作ってたんですよ!ビックリだ。
それにしてもいわゆるレストランとかで使ってるオーソドックスなコショウ挽きってなかなか売ってないモンなんですね。渋谷、池袋、新宿…いろいろ探したけど気に入るのがなくて。そして見つけたのが地元大宮とか(笑)
気に入ってもらえてよかったwww
* * *
さて!昨日の素敵な夜のレポやーっと仕上がったので、出来立てホヤホヤでお送りいたします。
長いです^^;
レポへは下をクリック!
【原画と朗読で綴るサイボーグ009の世界~海底ピラミッドを追え!】
RFT2009でチラシをもらった瞬間からずっとこの日を待っていました。
1000年に一度の009イヤー。
心のバイブル、サイボーグ009のあるこの時を素敵な役者の皆様、おなじくサイボーグ好きな相方、そしてなによりも002と過ごせる幸せ。(ワタクシ無類の002好き^^)
本当に夢のような時間でした。
こころから役者、そしてサイボーグ009っていう作品に「ありがとう」でいっぱいです。
もともと役者さんの素はもちろん「演技」が大好きなワタクシ。
朗読や舞台は大好きで最近は東京にいるのをいいことにせっせか通ってます^^朗読はほんと、生でドラマCDを聴いてるのと同じなわけやから音が空気を振動して心にズーンって伝わってくるんですよね。「声の力」ってのを感じる、大好きなイベントの一つです。
ただやっぱり朗読会だからなのか、それとも009を知ってる世代が少ないのか、、、ちょっぴし空席もありました。このイベント、声優ファンとかそういうの関係なく、ほんまお金と時間が許されるなら是非行ってほしいイベントでした。
生涯忘れられないイベントになりました。
ちなみにDVDにもなるらしいです。私が保証する!これはゼッタイ勝っても損はしない!!!
* * *
今回はタイトルにもあるとおり、1977年【海底ピラミッド編】がメインです。ストーリーは是非石ノ森先生の作品を読んでほしいので割愛しますネ。もっとみんなサイボーグ009読むといいよ!
この舞台ではメインのお話に沿ってサイボーグ009の永遠のテーマ「なんのためにサイボーグになったのか」がすごく丁寧に描かれています。
いらない人間だった=サイボーグにさせられた=戦う存在になる=必要とされる、、、でもその先には、、、。
【OP】←勝手にこう読んでるだけwww
009島村@神谷と003フランソワーズ@桑島さんの事件のはじまりから。舞台はすごくシンプルで机が人数分、そして黒子の子達(三宅淳一クンもいた!)の階段だけ。黒子たち(役目はピエロ)はそれぞれいろんな脇役をこなしてました。そして後ろの巨大スクリーンに原画が映し出される仕組み。ただ、演出もすごく凝ってて、戦闘シーンでは薄い幕を役者の前に出して二重のスクリーンで爆破とかを再現してて。アニメでは出来ない「リアルな戦闘」がそこにあるみたいで…鳥肌モノでした。
タイトルコールは格闘技の巻き舌で有名なレニー・ハート。めちゃかっこいいwww盛り上がるし見てるこっちもどんどん気持ちが入っていく。さぁここで恒例のアレにいきましょう。
*ファッションチェック*
島村ジョー/009(神谷浩史)…白スーツにピンクのインナー。公録のときよりもスラッと見えました。
イワン・ウイスキー/001(藤田淑子)…スラッとパンツ姿。
フランソワーズ・アルヌール/003(桑島法子)…清楚な白のワンピース
ジェット・リンク/002(置鮎龍太郎)…白スーツ。そしてもちろんインナーは素敵な花柄シャツwww
アルベルト・ハインリヒ/004(中井和哉)…黒いパンツに黒ベスト。襟は立ててました。
ジェロニモ・ジュニア/005(江川央生)…上下黒の衣装に胸元に大きな真っ赤なコサージュみたいの。
張々湖/006(龍田直樹)…メンズの赤いチャイナ衣装!
グレート・ブリテン/007(小野坂昌也)…白パンツに白ベスト。そして黒シャツ!
ピュンマ/008(緑川光)…上下黒の衣装。そしてすごく襟が立っていた(笑)
ギルモア博士(大塚周夫)…ベージュっぽいスーツ
ルメル星人めいむ(久川綾)…ターコイズのワンピ
スエーデンボルグ伯爵(田中秀幸)…スーツにマフィアっぽいストールに帽子
ここからすごく002と004語ると思われます。ものすごく。この日もずーっと002がね!002なのよ!と言ってました。(相方よ、ごめん)
009と言えば和彦さん!というワタクシ。櫻井ジョーでさらに年相応の無邪気さが加わったなと思い、次なる神谷ジョーはといえば…
「若っ!」と一瞬思ったけど、そのピュアさ、そして仲間思いの優しさに神谷ボイスだからこその「儚さ」が加わって味のあるジョーに仕上がってました。
003法子ちゃんは前の雪野五月さん以上に一人で凛とたたずむようなフランソワーズでした。本当にジョーのことを想って、それが言葉になって溢れてくるのが素敵。
005の江川さんは低い胃に響いてくるような低音ボイス。あまり口数の多いキャラではないだけに一言一言の意義が大きいです。
006は原作同様ギャグ担当。やっぱ彼がいないとだめなんですよ、サイボーグ戦士は!!!小道具の中華鍋とか小細工を仕込んだ「マーボードッグ」には笑えました。
007は悔しいくらいに、ムカツクくらいに上手い。ほんと、こればかしは「さすが小野坂」。いろいろ言うけど、ギリギリのこともあるけど、やっぱり魅せる男なんですよね。ぴったりのブリテンでした。
008のミドリンは作中思い悩んでて、声も甘くない低めボイス。私の一番好きな緑川ボイスです。
004はこの作品の準主役^^もうね、ハインリヒはヒルダのくだりがあるからどうしようもなく切ない。原作思い出しちゃうから、音で聞くだけでグッと締め付けられちゃうんですよ。ヒルダを失った悲しみからなんとか這い上がろうと強がっちゃうハインリヒ。そのキャラに中井さんの響くような低音が乗って…こんなにいいハインリヒはもういないんじゃないだろうか。飛田ハインリヒはどちらかというと悲しみが全面に出てて、中井ハインリヒは怒りもあらわになってて…どっちもいいハインリヒ!(結局ハインリヒが好きってだけですね。)
そして002ですよwww
もう置鮎やってくれます。ほんと、この人はズルイわ。
森久保ジェットはギャングっぽさが強かったけど、置鮎ジェットは艶っぽいwww
仲間思いでみんなを大事にして、戦士が一緒にいられるつかの間の時間を大事にしてて、そこには45年変らぬ大好きなジェットがいました。
【前半】
ストーリーは進みつつ、それぞれの過去のお話も触れていきます。
それぞれにとって生きることは何なのか、体はなんなのか。
ピュンマは恋に落ち普通でない自分の体に疑問を抱き、
ハインリヒは自分の不始末で失ってしまったヒルダを想い、
フランソワーズは愛の苦しみを知ってしまい、
ジェットは貧困のなかでも希望を一緒に見ていた友人を想い、
張々湖は弾圧され自由を失ったことを思います。
もうここで桐子さん涙腺大崩壊です。首にストール巻いててよかった。もう声抑えるのに必死でストールがグチャグチャ。
ハインリヒとヒルダのお話はいつ読んでもヤバいです。あのときの中井さんの悲しみに満ちた声が凄い。
法ちゃんの生演技はお初だったのですが、すごい。フランソワーズの悲しみや不安や絶望が全身に体当たりしてくるらいの勢いで聞き手に伝わるの。
そしてここですよ。
【地価帝国ヨミ編】クライマックス。
【海底ピラミッド~】やからやるわけないと想ってたんです。なのにブラック・ゴーストが出てきた瞬間、全身に鳥肌が立ちました。
009を助けるために残りわずかな力を振り絞って助けに来る002。
「手を離せ」
「そんなことできるか!」
「死ぬときは一緒だ。」
おぉぉぉきぃぃぃぃぃあぁぁぁぁぁぁゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなん私が貴方と落ちたいです。ハイハイ立候補するわ!貴方とならどこまでも!どこだっていい!
ちょっと落ち着こうか。
この置鮎ジェットの演技を私は生涯忘れることはないでしょう。
相当カッコよかった。そこにジェットが、たしかに存在してました。人って感動とかいうレベルを越えると震えて涙が出るんですね。
神谷と置鮎の掛け合いの迫力はほんとうに凄い。圧倒されました。
ここで009の敵キャラとなるスエーデンボルグ伯爵@田中さん登場。ステージにちょうどシルエットが拡大して映る仕掛けになってたのですが、かっこよかったァ。声はクラヴィス様に腹黒さを足したかんじでしょうか。いい声だ。
さぁ戦闘開始ッ!!!
【休憩】
…とここで休憩が入りました(笑)でも15分間はとりあえずぼーっとしてました。
【後半】
ここで登場グレート小野坂ブリテン。役者っていう設定のキャラなのもあって、ここで小野坂の本領大発揮です。浪々とシェイクスピアの台詞を言う小野坂に役者魂を見た気がします。ほんまこの人、ズルイくらいかっこいいやんけ。
ギャグ担当の張々湖も忘れちゃいけない(笑)なんと劇中にCMが流れたんです。
本人出演で←
会場大盛り上がりですよ。しかもこれ、キャストもあまり知らなかったのか、皆様見入ってました^^最高すぎる、滝田さん。
ラストではそれぞれが自分の過去と立ち向かうシーン。
ここで私は役者、神谷浩史を見ました。
自分の出生が原因でイジメられ、グレて、挙句の果てにサイボーグになってしまったジョー。彼が思い出すのはやはり母親。この時の絶叫が脳にまで響いてきました。
声優さんの絶叫演技はガンダムイベントとかで聞く機会は何度かあったけど、ボロボロの状態のジョーの叫びは他のものと比べ物にならないくらい苦しかった。神谷ってよりもそこにジョーがいた。
そんな絶望に満ちた演技の後だから、希望を見つけた瞬間は本当に涙が止まらなくて大変でした。
置鮎002の「俺はもう、標的を間違えない」は忘れられません。
役者さんの全力の演技を見せ付けられて、一日たった今でも放心状態。
最初、アニメで親しんでるから期待と不安でいっぱいやったけど、ほんまに凄いステージでした。
最後はやっぱり【誰がために】で締めるのですが、曲が流れた瞬間会場が曲に合わせて大きな拍手を送ったのにまた感動。ライブではよくあるけど、朗読会でこういうのは初めてでした。
ジョーの世界に一緒に浸れた4時間。
すごく幸せでした。
役者のみなさまは本当にお疲れ様でした。そして「ありがとう」
ラスト出てこられたときの神谷のホッとした表情を見てなんだかこっちまであったかい気分になりました。
声優さんが表に出るのがわりと当たり前になったこのごろ。雑誌もCDもたくさん出て、触れる機会が増えるのは嬉しいけど、でもやっぱりこういう本気の空気を、演技に触れる機会が増えるといいな、なんて思います。
あ、ちなみにこの公演のDVDに【青山二丁目ラジオ】でやってたラジオドラマ版の009もついてくるみたいですよン。
キャストは…
001三輪勝恵
002堀秀幸
003豊崎真千子
004神奈延年
005大友龍三郎
006塩屋浩三
007難波圭一
008古川登志夫
009草尾毅
草尾の009ですよン。しかもハインリヒにえんねん!!!これと公演DVDで¥6800ならお買い得♪是非見て頂きたいです。なんならワタクシ貸しますからッ!(桐子はけして青ニのまわしものではありません…笑)
それにしてもネオロマといい009といい、私置鮎にハマってるの?と思うくらい彼のこと書いてますね。あれれ?笑